第49回国際美術大賞展「クサカベ賞」
2025年6月14日~6月21日に東京都美術館で開催されていました国際美術大賞展に出展していた作品『狭間の世界』(F50号) お陰様で「クサカベ賞」を受賞しました。
こちらの作品は、現世の「生」の世界から「死」の方向を向いたときにある「間」に広がる世界をイメージしたものです。
私から見た「生ではない向こう側の世界」は暗いイメージではなく、比較的明るく、静かで穏やかで落ち着いていて、いつまでもここに居たいと思わせるような世界。
別に、今いる「生」の世界が苦痛というわけではない ただ、いろいろな面で賑やかで目まぐるしく忙しい。 しかも今の時代は、触れようと思えば光にも闇にも案外容易に触れられる、自由だけど少し危険な世界。 油断できないよね~、大人って楽しいけど大変。
利点はピンキリの世界・情報が、欲すれば見えること。 情報の選択で、幸せにもなれるし不幸にもなる。 たまには目を向ける方向を変えたり閉じたりして、頭の中から雑音・雑念を消して静かな時間を過ごすのも良いと思う。
ほんの5分だけでも。
審査員からの絵の公表については「描き込みが足りない」とかなんとか。 次はもっと入念に細かく描き込んだ作品にしてみよう。
賞状と賞品、クサカベのアキーラ18色入り絵の具、絵具は有り難い。何を描こうかな。
