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1番好きな視点からの熊本城をアクリル絵の具で描く、桜と梅の共演編

1番好きな視点からの熊本城をアクリル絵の具で描く、桜と梅の共演編

熊本地震前の熊本城を描きました。
今回は実際にある建物を描くので
写真や画像を見て描きました。

サンプル画像は ↓ こんな感じの画像いろいろ
実際は検索かけて数種類の画像を見て描いたので
これ1つではないです。

さぁ、では早速描いてみよう!

1番好きな視点は竹之丸から天守を見上げる石垣越しの風景

1.適当にアタリを付ける

今回は24.5mm×18.5の小さめキャンバスに描きました。
だいたいのアタリをつけて白と黒で下描き。

2.遠くから描くとなにかと都合が良いのでまずは空から塗っていく

基本的に私は月夜を描く画家なので
昼間の空は脳内で夜空に自動変換されます。
今回の夜空ベースはフタロシアニンブルー。
石垣の部分を描き込み
木の枝を適当に描く。

3.桜と梅を描く部分に薄く色付け

非常に見えにくいですが
左の石垣の桜、手前に梅園を描く予定なので
花があるイメージ固定のために
その部分に薄く紫を塗っています。
天守も少し修正。
ついでに石垣も描いていく。

4.木の葉、桜の花を描く

色を付けていくので少しモチベーションアップ。
葉っぱは緑!は思い込み。
赤・青・黄・茶・白、細かく混ぜたり重ねたりしています。
桜はピンク・紫・白など。

花の間から見える枝
手前の石垣
石垣の上の草を描く。

5. 手前に紅白の梅を描く。

手前に梅を描いていくのですが
実際にはもう少し上の石垣の奥にある
「飯田丸」と呼ばれる辺りに梅園があります。

そう、熊本地震で「1本石垣」に支えられていた
あの建物。
飯田丸五階櫓(イイダマルゴカイヤグラ)
のある場所です。

これは竹之丸から見た風景なので
梅園は本来はもっと上に行くと見られます。

右側に白い梅、まずは形を描く。

6.白梅の花を描く

検索した写真画像を見る限り
おそらく花弁は5枚
花が開ききっていないのでよく見えず勘で描きました(^^;

7.左側に紅梅を描く

こちらは八重咲のようで花びら多め。
花びらが幾重にも重なり華やか。
マゼンタ使用。

8・天守の背後に月を描く。

「天守の背後に大きな月」を想定し
満月をドーンと描いてみる・・・・・

9・何か・・・イメージ違うよね??? 月を消す。

実際に描いてみてイメージ違う・・・・・
は、よくあること。
面倒ではあるけれど月は消しました。

せっかく星も散らしていましたが
夜空は全面塗りなおそう。

塗り直したものがこちら ↓

10・星を散らして月は小さく描き直し・・・・・完成!!

夜空に少し陰影を付け
星の粒をスパッタリングで散らし
城を見守っている形で遠くに月を描きました。

さっきより良くなったんじゃない?

「竹之丸から天守を見上げる石垣越しの風景」

完成です。

こちらは9月の個展で展示します。
0号サイズの小さな絵なので
額装した方が良いかな?

このまま展示しようかな?
悩みどころ。

まだ時間あるので
もう少し悩もうかな。

 

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別荘の壁に絵を描きました

別荘の壁に絵を描きました

今年(2020年)の8月~11月初旬に
知人の依頼で描かせていただいた
南阿蘇にある
別荘(アトリエ兼ギャラリー)での
作業の様子をご紹介します。

「別荘に絵を描いてみませんか?」

コロナ渦真っ盛りのある日
「私の別荘に絵を描いてみない?」
という連絡がありました。

お話を聞くと
別荘のリフォーム中で
今は外壁を塗装し直していて
それが終わったら絵を描いてほしい。

別荘での時間は非日常にしたいので
森や草原や星空をイメージして
自由に好きなように練習として描いて
絵の活動の経験と宣伝に使ってほしい。

ということでした。

別荘の外壁お絵描きに初挑戦

ということで
普段の仕事もあるので
この別荘に来て作業できるのは
週1~2回程度。

やったことない作業なので
どれくらいかかるのか
見当もつかず期間も未定
(やめたくなったら止めていい
とはいうものの、そうもいかない💧)

お互いお試し価格として
ホントはダメらしいですが
壁画アートとしては破格のお値段で

引き受けました。

依頼を引き受けて、その後
梅雨が思ったより長引いたため
肝心の外壁塗装工事の作業が
なかなか進まなかったのですが

塗装業者さんが
アクリル絵具で絵を描くための
下地としての塗装をしてくださる
ということで
全体的な絵のイメージを作るための
打ち合わせをしました。


通路は森の小道風
緩やかにカーブした
明るい茶色の土の道
両サイドは植物を描くので緑

・外壁は緑地でシャッターは白地で
自由に好きなものを

・2ヶ所あるウッドデッキの広い部分は
草原風にするため緑に
 夜空や星空、宇宙を描くために紺色に

「赤毛のアンのグリーンゲーブルズ」
「愛犬の姿」を何処かに描いてほしい。

自由ってなんだろう?と一瞬思ったけど
描けなくはないので描いてみよう。

問題は作業期間、
いつものキャンバスへの描き方では
時間がかかりすぎるので
別の描き方を考えなければ。

外壁へのお絵描き遂に開始

ようやく梅雨も明け
塗装工事も終了し
9月初旬、ようやく

絵を描ける状況になりました。

が、とりあえず一人では
終わらなそうだったので

この作業を面白がってくれる
助手を1人連れて行き
いざ、お絵描き作業開始~

私の担当は通路部分「森の小道」

勝手が分からず
うっかりいつものように細かく
描いてしまい、初日はこの部分だけで
終わってしまった。

 

2日目からは絵画風ではなく
ポスターやトールペイント風に
変えました。

少し作業ペースがUPしたかな?

実はここ
蜂たちの偵察用ルートのようで

熊蜂やらアシナガ蜂やらが
頭のそばをブンブン音をたてて
飛び回る( ;∀;))コワい!!

「蜂は黒い色を好む」

というので
黒髪と黒い服の私は
白い上着を頭からかぶり
ガードしながら作業しました。
(苦肉の策の雪だるま ↓ )

 

助手のSさんには手すりの下(柵?)部分に
蔦や花(植物)を描いてもらいます。
言わずもがな彼女の元にも
蜂はやって来るため
作業には苦戦を強いられる

絵を描く工程が二人共違うので
別々にやる方が効率的

しっかり下絵を作って
それを元に描いていくSさん

描くものとイメージはあるものの
(初めての素材は特に
実際に描いてみないと分からない
と思っているので)

実際に絵の具を乗せてみてから
描きながら試していく私・・・

本来、依頼を受ける際は
しっかり下絵を作って
イメージを明確にする
Sさんのやり方が正しいのですが

自由に好きなようにとの依頼なので
そのようにさせていただきました。

 

別の日 ↓

けっこう進んだ「森の小道」

 

柵(?)の部分にカラフルな花を描くSさん

相変わらず蜂に悩まされ
度々、中断を強いられる。

 

またまた別の日 ↓
藤の花を描く私

蜂を避けるための白い上着
恰好など、どうでも良い
蜂に狙われないためには!

藤の木の足元には小人の家 ↓

階段にはピンクの薔薇を ↓

 

「森の小道」にSさんが
何やら描いています。

森の動物たちが出現していました。

 

シャッターには
赤毛のアンの
プリンスエドワード島を
イメージした風景を。

プリンスエドワード島は
画像のお陰でイメージを共有できたため

2人で作業(左側半分:私、右側半分Sさん)

シャッターは平らな部分が多いので
描きやすいかと思いきや

意外と凹凸があって描きにくい。

 

毎週、南阿蘇へ通ううちに
いつの間にか10月に入り
午前中は少し肌寒くなってきました。

相方のSさんには耳が生え
日々練習を欠かさないためか
画力もスピードもUP!!

下絵なしで薔薇が描けるように
なっていました~!!凄い!!

10月半ば、
緑の植物スペースはほぼ終了し

作業はいよいよ
夜空・宇宙スペースへ。

グリーンゲーブルズの上空に
夜空が広がるイメージなので
まずはグリーンゲーブルズを描き

蝶を追って走る
家主の愛犬
を描き込みました。↓

天の川を描きました ↓
天の川は奥がSさん担当
手前が担当

柵に、ミニロケット
括り付けてあったので ↓

地球からアンドロメダ星雲へ
飛び立って行った場面を描きました。

ここには天王星


天の川が思いのほか
カラフルで賑やかに
なってしまっていたので
少し修正し、完成 ↓

もうひとつ「グリーンゲーブルズ」

シャッター部分も完成!

最後の仕上げは、ガスタンクに
南阿蘇をイメージした山と
南阿蘇の一部のみに生息する
絶滅危惧種の青い蜂
「ブルービー」(見えるかな?)


(花は南阿蘇とは関係なし、
雰囲気です)

結局、3カ月と少し
記録が間違ってなければ
トータル17日間の作業でした。

初めてのことで
ほとんど手探りな状況でしたが
とても貴重な経験となりました。

しっかりした契約を結んで
書面にして、というのが
今回やれてないので

仕事としてやるつもりなら
今後の課題かなと思います。

今回は、
口約束でしたがご依頼主様が
きちんとした信頼に値する方
だったので


報酬は最初の予定通り

しっかりキッチリいただくことが
できました。

私はこの場合、運が良かっただけです。

本来、依頼を受ける際は
必ず契約書を交わすべきなので

これを見た皆さんは
きちんと見積書と契約書を
交わしてくださいね。

最後に
この貴重な機会を与えてくださった
シルバーアート作家
鶴田淳さまに
あらためて感謝いたします。

鶴田 淳 様との展示の様子はこちら
↓↓

『月と星と空と』展 展示風景

ありがとうございました。

 

地元の無料ギャラリーで絵画の個展をやってみた、未来会議室 アートギャラリー

地元の無料ギャラリーでミニ個展、未来会議室アートギャラリー


地元熊本市のコワーキングスペース

「未来会議室」内にある

「未来アートギャラリー」で
2020/6/2~6/30 の1か月間
ミニ個展を開催しました。

【未来会議室】HPはこちら

*未来会議室って何・・・?
詳しく知りたい方は ↑ をクリック!

事の発端は、
私が主催で不定期に開催している
グループ企画展を
見に来てくださった

地元で活動をされている
覆面画家 ラッシャーM さんからの
展示作家の募集があってるよ!
という情報からでした。

・展示期間は1カ月
・出展料は無料
・販売OK!
・販売マージンは2割(だった気がする)

普段と客層は違うけど
市の中心部にあり
比較的に先進的未来志向型の
方々が集まる空間

アートに興味があるのか無いのかは
分かりませんでしたが
普通に生きてると接点がなさそうな
私にしては新しい環境。

新規開拓をしてみました。

場所は、下通りの「コア21」という
パチンコ屋さんのあるビルの5階

入り口は
黄色い旗と黄色いドアが目印!

見付けにくい場所ではあるものの
目立つ黄色で主張してるので
意外と発見はしやすいかも!?

ドアを開けると右側に
5階へ直通のエレベーター

1階と5階にしか行かないので
迷わない!!

私でも悩むことなく行けました。

展示に向けての案内状 ↓

発注してから気が付きましたが
郵送するための住所を書く欄が無かった💦

なのでこれは
直接手配り配布用にして

追加で改めて作り直しました。

こちらは郵送用 ↓

6/1を搬入設営日にしたので
展示期間は2日から。

展示の様子はこちら ↓

思ったより大きいサイズの絵も
展示できそうです。

動画はこちら ↓

エレベーターのドアが開くと
目の前に受付があります。

コワーキングスペース利用の際は
有料ですが
展示を見に来たことを伝えると
30分間無料となります。

展示作家は終日無料
様々なジャンルの本なども
置いてあるので
1日中、在廊しても
退屈しないのではと思います。

かなり人気のギャラリースペースなので
展示希望される方の予約はお早めに。

搬出後の様子 ↓

ありがとうございました✨

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地元の無料ギャラリーで展示してみた、老舗の和菓子屋さんのアートスペース

熊本市の無料ギャラリーで展示、老舗和菓子屋さんのアートスペース

 

画家活動を始めて1年ほどたった頃
最初に展示をした「GlowGallery」以外に

市内で他に展示できるところは
あるのかな?と


いろいろと人に聞いたり

自分で調べたりしていたのですが

当時はなかなか
貸しギャラリー、カフェギャラリーが
検索してもヒットせず
探すのに
苦労していたのですが
(今はだいぶ増えましたよ!)

娘と一緒に通っている
水彩画教室の先生と生徒さんから
「無料のギャラリーがあるよ」
との情報を得ることができ
ギャラリー名ではなく
お店の名前で検索をかけてみました。


お店の名前は「お菓子の香梅」
地元熊本の老舗の和菓子屋さんで

『誉の陣太鼓』や『武者返し』
といえばピンと来る人も
いるかもしれません。

こちらの公式ページ https://www.kobai.jp

展示できるのは地元で活動中の作家
に限られますが

申請すれば何日でも無料で展示することも
出来るようです。


作品の販売は不可ですが
絵や写真
ハンドメイド作品の展示等に限らず


会場にはグランドピアノが

常設してあるので
こちらも申請すれば
ミニコンサートや
発表会も可能。

私が申請した当時は
半年~1年前に申請
審査の後
ギャラリーの使用許可が下り
担当者との打ち合わせと
会場の下見をして契約するという
流れでした。

 

熊本の老舗「お菓子の香梅」無料のレンタルギャラリー

現在、こちらの無料ギャラリー
『ドゥ・アート・スペース』は4ヶ所

・帯山店(市内中央区)
・光の森店(菊池郡菊陽町)
・菊池店(菊池市隈府)
・人吉店(人吉市五日町)

店内アートスペースの様子はこちら
https://www.kobai.jp/doartspace_all/

それぞれ和風モダンな雰囲気で
とってもオシャレです。

 

 

初無料ギャラリーを2日間レンタル

別に1週間レンタルしても
良かったのですが

普段の仕事もあるので
1週間まるまる在廊はできないのと

ギャラリースペースが半地下にあり
レジのカウンターから常に
展示の様子が確認できないので

少し不安になってしまい・・・・・

それでも
赤い壁が印象的な
素敵なギャラリースペースなので
どうしても1度はここで展示してみたい!

自分の作品がいったいどれだけの数が

あるのか1度全部並べて
確認してみたい!

と思っていたので
連休取って土日だけ
展示してみることにしたのでした


実際にレンタルしたのは

搬入日として1日
展示日として2日の3日間

展示2日目は最終日でもあるので
15時には片付けて搬出作業に入ってました。

備品でレンタルしたのは(別途有料)
イーゼル3つ
長机1つ
椅子2つ

展示での難点としては
西日が強い!!
良い角度で西日が燦々と入ります。

でもカーテン閉めれば大丈夫
あんな大きいカーテン閉めるのは
初めてだったので
実はちょっと楽しかったり。


自分の作品を上から眺め
店内に流れるクラシック音楽と
お菓子の甘~い香りの中で

たまにコーヒーを飲んで
ゆったりとした時間を味わいながら
過ごす優雅なひと時・・・・・

お金はなくとも時間に余裕があるならば
1週間がっつり借りて
非日常を楽しむっていうのも
良いかもね。


 

ギャラリースペースの様子

油絵・アクリル画のキャンバスサイズ一覧表

油絵・アクリル画のキャンバスサイズ

 

画像は左上(F3) 左下(0号)右上(プチ)右下(SM)

アルファベットは縦横の比率の違いで

F(Figure)人物
P(Paysage)風景
M(Marine)海
S(Square)正方形

と、それぞれの題材を描くのに
適している比率とされています。

あくまでも「最適とされている」
だけなので
Fのキャンバスに海を描いても
Mのキャンバスに人物を描いても
問題はありません。

画像のプチ(私はミニミニキャンバス
と呼んでいますが)は
額縁を作っている工房の方が
余った端材で作っているもので
50mm×70mmほどのものです。

かなり作り辛いようで
微妙に台形になってたり
形が歪んでいたりして
私はそのあたりを面白く感じていていますが
神経質な人にはお勧めしません。

「通販 ミニキャンバス」で
検索するとすぐ見付かりますよ。

記号も番号も目安なので
自分が描きやすいものに
好きな絵を描けばいいと思います。

私は描きたいものを気にせず描いています。

ちなみにMサイズはこんな形(これは確かM6号)

キャンバスサイズ一覧表

F・人物 P・風景 M・海 S・正方形
    0号  180×140
    1号  220×160  220×140  220×120  220×220
SM(サムホール)  227×158
    2号  240×190  240×160  240×140  240×240
    3号  273×220  273×190  273×160  270×270
    4号  333×242  333×220  333×190  333×333
    6号  410×318  410×273  410×242  410×410
    8号  455×380  455×333  455×273  455×455
     10号  530×455  530×410  530×333  530×530
     12号  606×500  606×455  606×410  606×606
     15号  652×530  652×500  652×455  652×652
   20号  727×606  727×530  727×500  727×727
   25号  803×652  803×606  803×530  803×803
   30号  910×727  910×652  910×606  910×910
   40号  1,000×803  1,000×727  1,000×652  1,000×1,000
   50号  1,167×910  1,167×803  1,167×727  1,167×1,167
     60号  1,303×970  1,303×894  1,303×803  1,303×1,303
   80号  1,455×1,120  1,455×970  1,455×894  1,455×1,455
  100号  1,620×1,300  1,620×1,120  1,620×970  1,620×1,620
  120号  1,940×1,303  1,940×1,120  1,940×970  1,940×1,940
  130号  1,940×1,620
  150号  2,273×1,818  2,273×1,620  2,273×1,455  2,273×2,273
  200号  2,590×1,940  2,590×1,818  2,590×1,620  2,590×2,590
  300号  2,910×2,182  2,910×1,970  2,910×1,818  2,910×2,910
  500号  3,333×2,485  3,333×2,182  3,333×1,970  3,333×3,333

 

地方在住の画家が絵の企画展(グループ展)を開催してみました(2回目)

2019年12月、かみやみか主催の
第2回企画展示会を開催しました。

今回も素敵な出来事がたくさん
ありましたのでシェアしようと思います。

展示会テーマを決める

12月の開催ということと
「絵」であることと『冬』をイメージした作品を募集

冬の雪と冷たいけど柔らかい空気と
雪の結晶の舞い散る様子をイメージ

「ふわふわ」「ひらひら」「ふわっ」
「きらきら」「凛」「深」「真」「白」

イメージを言葉にするのは苦手だから
誰か考えてくれないかな、とか思いながら
悩むこと数日。

『ふわりひとひら冬 展』

に決定しました。
タイトル決めって難しい
語彙を増やさなければ・・・

稀に見る豪雨災害に動揺

そもそも
「友人知人とやれよ」って思うのでしょうが

残念ながら私の知人の中に絵を描いていて
展示してまで見てほしい
展示して販売したい
という人がいないのです。

いや、いたとしても
そういう方たちは既に自力で動いて
個展開催したりしてます。

展示をやってみたくても
どうすればいいのか分からず
最初の1歩が踏み出せない人

県外でも展示やってみたいけど
いまいち状況が分からないから
ちょっとだけ出してみて
様子を見てみよう・・・・・

そんな方たちこそ参加してほしい。


・・・と
募集をかけてみたはいいけれど
この当時は各地で豪雨被害が頻発

皆、大変な状況かもしれないのに
のんきに展示募集とかやっても良いものか?

しかも他の作家さんの住んでる地域って
ほとんどの方が被害が大きい地域では・・・・・?

自分の時は・・・地震の後
室内はめちゃくちゃになったけど
他に大きな被害はなかったし
親族の家に一時避難して落ち着く場所は
確保できていたけれど

なにより娘のメンタルの方が心配で
それ以外のことを考える余裕は無かった。

2週間後ぐらいに仕事を再開して
画家活動をちゃんとやろうと思ったのも
絵を描き始めたのもその後だ。

私なら「それどころじゃない」
即断するだろう。

何も気にせず図々しく、押せ押せの性格だったら
こんな時はきっと楽に突破できるのだろうに
ただ単にビビりなのかほぼ声がけできず(泣)

意を決して連絡し、OKくださったのは
「次の展示には是非!」と
言ってくださっていた方お一人

また、ご一緒したかった方だったので
本当に嬉しかった!

1回目の展示会開催が功を奏す

最悪、参加者が集まらなかった場合に備えて
個展が出来る作品数は手元にあるものの

やっぱり来てくださる方には
色んな作家の作品を見て
1粒で数度美味しい「お得感」を感じてほしいし
自分のお気に入り作家を見付けて
もう1つ2つ、人より多めの楽しみを得てほしいし

作家側も新規開拓して次のステップの
足掛かりにもなる。

なにより私もあらゆる面で勉強になるし
楽しい。



で、功を奏した理由ですが
前回、初の企画展示会をやった際に

「私も参加したいので次の展示の際は連絡ください」
と言ってくださった方が数名いらしたのです


人生初の展示会に今回の企画展を
選んでいただけたということは

前回の展示の様子を見て
安心と信頼を少しでも感じてもらえて
大丈夫と納得していただけたのかなと

あの時
思い切ってやってみてよかったなと
改めて思ったのでした。

『ふわりひとひら冬 展』無事に開催

そんなこんなで人が集まるのか
少々不安ではありましたが

結果的には私を含め4名での展示となりました。

こんな感じ ↓

かみやみか
冬眠中
片岡サダオ
菅野志保

【展示風景動画】 ↓↓





案内状(DM)はこんな感じ ↓

なんと、まだ展示期間前だというのに
作品画像を見て「この作品を購入したい!」
というお問い合わせもあり

「この作品を見に来ました」という声もいただき
実際にそのまま販売成立につながることもあるので
作品画像を載せておくのも大事だなと
再確認することもできました。

少人数展示、作家側の利点

募集の際、作家1人に割り当てている
スペースと料金があらかじめ決めてあり

その範囲内に収まるなら
作品、グッズを何点でも展示することが
出来るのですが

今回のように予定人数が集まらない場合
追加料金なしで展示スペースが広がり
それに伴い、より多くの作品を
展示することができ
(過去作品の展示も可能)

自分の作品限定の人気投票や
アンケートや購入者限定プレゼントを
実施してみたりと

少人数のおかげか

主催者側の私も今回は割と余裕があり
作家個人の要望にも応えやすく
協力もしやすかったかなと思います。

地元で活動する画家さんが続々とやって来た

開催場所が額縁屋さんの2階
ということもあり

額縁を求めてやってきた方々を
オーナーやスタッフさんが展示会場に
誘導してくださるお蔭で

想定している以上の方に
作品を見に来ていただけて本当に有り難い。

偶然、最初の展示を見て
その後も毎回
展示会を開催するたびに来てくださる
地元でも海外でも個展をされる画家さんや

国内各地のギャラリーで
個展を開催されている方

地元でギャラリーを持っていて
作家活動もされている方

ギャラリー経営をされている方

私と同じように
割と最近、画家活動を始めた方

一般のお客様に混じって
「こんなに画家さん居るのね」
ってほど、多くの画家さんにお会いできました。

個人で活動されている方は
男性が多め、女性は少ないなという印象。

そんな中、貴重な女性作家さんにも数名ですが
お会いできたので

いつか、ご一緒出来たら良いなと思います。

「一緒に展示会やりましょう!」

この展示期間の際に
新たな展開がありました。

最初の展示から見に来てくださる
ある紳士

私と同じように
月や星を描いているということで
意気投合し

後日、作品の実物を見せていただき
今年の11月に一緒に
展示することになりました。

初展示だそうです。

(まだ詳細は決まっていませんが
現在、準備中)

相乗効果・・・!?開催場所の額縁屋さんにもメリットが

展示、といえば
「作品を完成させ、見栄えよく額装」
が基本だと思いますが

最近の若い方の多くは
気軽に部屋に飾りやすいという理由で
額装を好まずキャンバスのまま
購入することが増えていると聞きます。

それを踏まえて試しに
複製画ひとつと
サムホールサイズの作品数点を
額装しないまま100均の小さなイーゼルに
乗せて展示してみました。

小さな作品で価格も手頃
ということもありますが

アクリル絵具で描かれているため
そのまま飾っても
色落ちすることもはがれることもない

しかも壁掛けの作品と違い
その日に持ち帰りが出来るということで
購入してくださる方が多い!

やはり、額装しない方が
気持ちとしては購入しやすいのだろうか?

と思ったのですが・・・・・


ご存知の通り
ここの1階は額縁屋さんです。

階段で下に降りるまでにも額縁のサンプルが
たくさん飾られているためか
やはり額装したくなるのか

絵に合わせて額をあつらえる方も
いらっしゃるようで・・・・・


興味深いなぁと思いつつ

額装せずに展示しておくと
予算に合わせて好みの額を選ぶ
楽しみにもなり

ものによっては
キャンバスのままでも良いのかな?

今後も続けてみようかなと思いました。

スピリチュアルなお客様と貴重な体験

展示期間ももうそろそろ終了だわ

というある日
柔らかくて上品な雰囲気の女性が2人
会場へいらっしゃいました。

展示している絵を見ながら
少し会話を交わす中

女性が何かに気が付きました。

「あの、ちょっと・・・・・
このお部屋を浄化していいかしら?
あの絵が気になって・・・・・



・・・・・あの絵・・・・・?

ああ~
・・・あの絵かぁ・・・・・(^^;


それは、ある有名な画家さんの人物画でした。


実は会場の奥にある部屋は
ここの額縁屋さんの倉庫兼展示室になっていて

世界中の有名画家たちの複製画があり
(絵画レンタルもやっているため)
額縁と共にたくさん並べてあり

扉が無いので隣のお部屋がちらっと見える
そこからちょうどその絵が覗いていたのです。


確かに
他の絵と比べて目力が異様に強くて威圧感があるし

見る人によってはちょっと怖いかも・・・・・

とは思っていたけど
見える位置に自分が行かなければ良いだけ
だったのでさほど気にせずにいたのですが

気になる人には、気になるようだ。

他のお客様が来場する様子もなかったので
絵をさらに奥の見えない場所へ移動させ
浄化開始。

浄化に使用した道具は
「シンギング・リン」  ↓

YouTubeで音だけ垂れ流すことはあったので
その存在は知っていましたが
実物見るのは初めてでちょっと興味津々。


「シンギングボウル」
はもしかしたら
ご存知の方もいるかもしれませんが

簡単に説明すると
チベット密教やネパール仏教などで
場の浄化や自身の精神や体調を整えたり

瞑想などで使用したりする
神聖な法具のひとつです。

「シンギング・リン」は
シンギングボウルと日本仏教で使用する
「おリン」(仏壇にある叩いてチーンと鳴らすアレ)
が合わさった新種の音響楽器ということです。


彼女はシンギング・リンを鳴らしながら
しばらく会場を歩き回り
場の浄化が終了

私も、興味いっぱいでその状況を
眺めておりましたが

実物を見るのは初めて、ということで
お願いして触らせていただきました。

ついでに手に持って
音も鳴らさせてもらったのですが
これが凄い!!

奇麗な「リーーーーーーーーーン」
という音と共に
自分の体の水分がビリビリ震えて
まるで共鳴しているかのよう!!

自分が音叉になった気分になり
ものすごく気持ちよかったです。

これは、もしかしたら
浄化されたのは私かもしれませんが

とても面白い貴重な体験となりました。

楽しかったです・・・。

作家が在廊することは超大事

結論から申しますと
私も含めて

各作家が在廊していた日に限り
作品・グッズは売れている


ということです。


作品をただ展示して
お披露目するだけでは
不思議なことに、どんなに素敵な作品でも
無名の作家、画家の作品は
簡単には購入してもらえないのです。

実際に会話を交わし
作家自身の人となりを知ってもらい

「この人の作品なら・・・・・!!」

と、思っていただけなければ!!


今回、私個人としては
いろいろな幸運も重なり
少しですが、祝!!黒字!!

だったことをお知らせします。
ありがとうーーーーー!!! (ノД`)・゜・。

「絵が売れて嬉しい!」けれど「絵を描く時間が無い!」というジレンマ

これから展示会主催をやってみたい
と言う方に向けて

実際に主催をやってみた
私からの注意事項をお知らせします。


少なくとも・・・!!
少なくとも展示前の2~3カ月と
展示終了後、2週間ほどは

自分の作品制作に集中することが
出来ません。

直近で他の展示参加予定がある場合は
注意が必要です。


募集要項を作り、募集を開始し
参加希望者への連絡事項のやりとり
案内状(DM)の製作、配布

展示終了後は
参加者全員の集計、売上金の振り込み
梱包、配送・郵送の手配

来場者の確認、お礼状の作成、等々


正直なところ
この作業は大変だけど
私はけっこう楽しいのです。

ですが、多くても年2回開催ほどに
しておいた方が良いなと思いました。

自分が絵を描くための時間
無くなります。

展示もお客様との会話も
作品やグッズが売れることも
もの凄く嬉しいし、楽しい。

ですが、当然のことながら大変です。


最初は、「年4回やるぞ!!」
と思っていましたが甘かった・・・・・

企画展開催もやりたいが
自分の個展もやりたいし
他の展示にも参加したい

さてどうしようか
・・・・・思案中です。



最後まで読んでいただき
ありがとうございました^^

地方在住の画家が絵の企画展(グループ展)を開催してみました

地方在住の画家が企画展(グループ展)を開催してみました

1年前に横浜の企画展に参加して
「地元でもこんな展示会開催してくれないかな」

と思っていたのですが
待てど暮らせど
誰も開催してくれる気配が無いので
自分でやってみることにしました。

関東関西エリアのギャラリーで開催される企画展(グループ展)

今まで、横浜・東京・京都・群馬での
企画展に参加しました。

10名~の企画展でギャラリー内の
1人1スペースを借りての展示だったり

1人1点~3点の展示だったりといろいろですが
共通するのは

お互い殆ど知らない作家同士が
各地から参加し

行ける人は会場へ行き
行けない人は委託で参加

自分の在廊出来るときに在廊し
同じ日に在廊した人同士が

交流を深めるきっかけを作れる
というもの。

熊本で企画展(グループ展)を開催してみよう

地元にも絵を描いている人は意外と多く
個展を開催している画家さんも多いものの

あまりカジュアルな感じではなく
伝統的でどこか高尚な世界という印象。

地元の美術館や行政や企業がやる公募展には
美大卒の方々やアマチュア画家など
驚くほどたくさんの参加者がいるのですが

それぞれが積極的に個展やグループ展を
開催するのかと言えば
そういう印象はほとんどなく

開催したとしても殆どうちわでの告知にとどまり
展示する本人のことを直接知っていなければ
その人の絵を見る機会が無い・・・・・

「私の絵なんて大したことない」
ということなんだろうけど

そんなこという人はたいてい上手い

私の理想は、アマチュア画家や
駆け出し画家同士でなるべく頻繁に
展示する機会を作って

絵自体がもっと身近で気軽なものとして
季節ごとに模様替えするみたいに
日常に溶け込むものであってほしい
ということ。

絵は美術品ではなくインテリアだということ。

展示までしておいて身内にしかお披露目しないなんて
それはもったいない!!!

趣味とはいえコツコツ描き続けているなら
定期的に発表しましょうよ!

「あなたの絵が好き」
「あなたの絵だから飾りたい」

という人は必ずいる。

私も「定期的に」発表したいし
そんな人に絵を観てほしい
力を貸して欲しいな。

企画展(グループ展)のためのギャラリーを探して交渉

そんな思惑を抱きながらギャラリー探し

というか以前展示したところにしようと
最初から決めていたのですが

「企画展」という名の
全く知らない人を集めてのグループ展

おそらくどんな展示になるのか
想像がつかないだろうということで
人生初の企画書を作成


「こんな企画展をやります」というのを
事前にSNSや知人に告知して
数名の方の参加が確定していたので

それも含めて企画展の全体像と
実際に使用する募集要項を見せ
大まかに説明して

ギャラリー側の許可を得て
無事に契約完了! することが出来ました。

企画展(グループ展)募集要項を作成

ギャラリー側に説明するために既に
作成済みなのですが

いちおうどんな内容なのかを
おおまかに説明すると

・企画展名
・企画展の日程、期間
・企画展開催の場所
・1人分の展示用スペースと展示方法
・搬入搬出日と設営日
・自分で搬入搬出、設営の有無(委託か否か)
・委託の際の搬入搬出の方法
・展示に関する禁止事項
・申し込み時のお問い合わせ先

等々、
こんな内容を細かく明記し
「募集要項」としました。

実際、全部自分でやるので
ギャラリー側の手間はほとんどなく
「送られてくる作品の受け取り」と
「私が在廊していない間のお客様対応」
なのですが

いちおうこういうのやります
という意思表明みたいなものです。

企画展(グループ展)を主催する側として参加費の設定方法

募集する際に一番悩んだのが
1人当たりの参加費用

単純に真っ先に思ったのは

関東関西を中心に活動している
作家はもちろん

それ以外の地方に住んでいる人が
同じく地方の熊本
わざわざ展示するメリットはあるのか?
ということ。

福岡ならまだしも、熊本。

ということで、価格は全体的に
他より抑えめにしてみました。

私が実際にやってみた企画展(グループ展)募集の方法

これは、SNSをやっていることが
前提ではあるのですが

日本中の画家やイラストレーター
ギャラリーや美術協会の方などと
繋がることが出来るので

こちらを活用しました。

地元では絵を描いている人に直接聞いてみたり
紹介してもらったり

展示するギャラリーさんにお願いして
募集要項を置かせてもらったり・・・・・。

記念すべき第1回目の企画展
『眠れる秋の夢 展』

出展作家様は
SENA さん  Twitter「@sena77aa」
宮原泉(櫻泉)さん  Twitter「@izumi_sakura394」
南清さん
淕月さん   FB「www.facebook.com/rikuzuki」
新井ユミさん FB「www.facebook.com/yumiko.arai.9843」
きみさん
かみやみか  Twitter「@22yamika」

結果的に私を含めて7名での展示となりました。
こんな感じ
↓↓↓

企画展(グループ展)開催を知らせるための案内状作成

案内状に記載するのは

企画展名、日時、場所、展示で実際に飾る絵の画像
どんな企画(グループ)展か、

今回は募集を開催ギリギリまで受け付けていて
募集途中だったこともあり

「日本各地で活動中の様々な画材、技法の
画家の作品を集めたかみやみか主催の企画(グループ展)」

というかたちで作成しました。

「ペイントツール」で会場周辺の地図を作り
「写真編集ソフト」を使用して
メインの作品の画像を取り込み
企画展名、その他の文字を入れ
宛名面の隅に地図を入れて完成。

自宅でプリンターで印刷する方法もありますが
枚数次第では業者に依頼した方がお得です。
こんな感じ ↓↓↓


今回は宛名面に地図を入れましたが
「小さすぎて見えない」と不評でした。

企画展(グループ展)設営時に必要になりそうな備品を準備する

多くのギャラリーでは
壁紙を傷めないよう、画鋲やピン、両面テープ
等の使用は使用は禁止となっています。

そのためキャプションを付けるための
「ひっつきむし」や

委託で郵送、配送されてきた荷ほどきで
必要になる、カッターやハサミ、付箋

芳名帳用のノート、ペン、メッセージカード
卓上用のミニイーゼル等もあると便利。


あと、販売対応を自分で行う場合
あらかじめ釣銭の準備をしておく必要があります。

小銭は多めに、領収書もいちおう準備
売り上げ合計が5万円を超える場合は
収入印紙印鑑(シャチハタ不可)
も必要になります。

念のため収入印紙は少なくとも1枚は
用意しておくと安心です。

設営日に会場へ着いてから足りないものに気付く
なんてことにならないように
何が必要になりそうか
シュミレーションして準備は万端に。

搬入日と設営は手際よく

設営で与えられている時間は2時間ほど。

15:00~17:00の予定でしたが
当日まで別の画家さんの展示されていて
搬出が少し遅れていたため
16:00~18:00に変更になり
少し早めに着いていたため
気持ち的には余裕がありました。

時間になり
ギャラリーに届いていた委託分の作品を
会場へ運び(ギャラリー会場は2階、
ほとんどスタッフさんが運んでくれ助かりました)

自分の作品を運んで、まずは梱包をほどく作業。

これがなかなか大変。

見事に全員、梱包方法が違うのです!

梱包材で保護された作品が
大きな段ボール箱に動かないように
ぎっしりと詰め込まれているのは
基本的にはみな同じなのですが

箱の外側からの見た目!!

どんなふうに違うのかは
説明するのがなかなか難しいのですが
ガムテープの貼り方とか
紐の使い方とか結び方とか

それぞれの方の作品に対する愛情はもちろん
おそらくこれは性格なのか?
という部分まで伝わってくるのです。

梱包を解きながら
「私は今、もの凄く貴重な経験をしている」
という実感と感動に浸るひととき

自分が企画展に参加し作品を送ることも
あるため、この体験は大きな学びとなりました。


作品を箱から出し、作家ごとにいったん並べ
実際に会場に入って出るまでを想像しながら
どんな順番で絵が並んでいたら
楽しく最後まで飽きずに観られるか
メリハリの利いた展示になるかを
何度か順番を入れ替えながら

【色の無い世界~色づき始める朝~
賑やかな昼~落ち着き始める夕~夜へ】

というイメージで展示が決まり
ピクチャーレールに吊るし
ここでギャラリーの責任者の方が来てくださり
作品のバランスを見ながら固定し
なんとか設営は終了しました。

段ボール箱や梱包材は
ギャラリーさんのご厚意で
最終日まで預かってもらえたので

箱の中に梱包材をそのまま詰めて
各作家様ごとに分けて保管。

展示期間中のお客様対応

私はもともと接客業なので
この辺りに大きな不安は無いのですが

慣れない方には難しいと思うので
だいたいこんな感じというのを
お伝えしようと思います。

基本的にはご挨拶と自己紹介
各作家と作品の簡単な説明
です。

それ以外ではお客様とは適当な距離を置き
自身は他の作家さんの絵を眺めながら
さりげなくお客様の様子を伺いつつ

目があったらニッコリ^^

質問があるときは
向こうから話しかけてくれるので
それまでは笑顔で立ってるだけです。

ひととおり観終わったかしら?
と、思ったら

「お礼状と次の展示の
ご案内をお送りしますので^^」

などと言いながら
芳名帳に記入をお願いしてみます。

作品を購入してくださった場合には
自分のポストカードの中から
お好きなものを選んでいただき1枚プレゼント
してみるのも良いと思います。

最後はお礼を伝えつつ
会場出入り口までお見送り

という感じです。

自分がお客だったら
どういう対応をしてもらえると
嬉しいかな?

ゆっくり落ち着いて
鑑賞できるかな?というのを
想像するとイメージしやすいのでは
ないでしょうか。

搬出作業も手際よく、速やかに

展示終了の時間が来たら
まずはグッズや小さめの作品から
片付けを始めてしまいましょう。

各作家スペースごとの
小さめのものをある程度片付けて
端の方にまとめておくと
あとは大きな作品を箱に収めるだけなので
時間が迫って焦ったとしても
サクッと終わるので安心です。

ギャラリーの閉店時間があるので
あらかじめ最終日の展示時間は通常よりも
2~3時間ほど早めに設定。

委託で参加された方の作品は
全て自宅に持ち帰り
集計作業をする必要があるため
持ち運びに支障のない範囲の
最低限の梱包で済ませ
速やかな撤収を心掛けましょう。

企画展(グループ展)終了後にやるべきこと

今回、企画展を主催した側として
一番大変だったのが

「展示が終わった後」です。

少なくとも1週間は
自分の絵を描く余裕が無い・・・・・

各作家様ごとの売り上げ金、
在庫作品数の確認、集計作業があります。

売上金が発生していた場合は
連絡をして振込先を指定してもらい
後日、振り込みをします。

集計が終わったら
あらためて丁寧に梱包をしなおします。

作品が箱の中でずれたりしないよう
緩衝材を使用して固定し
なるべく来た時と同じような状態にして
(届いた時の状態を撮影しておくと便利)
郵送、配送をします。

他には、
芳名帳に記入をしてくださった方への
お礼状の作成ですが

お礼の文章を作成した後
展示当日の写真を添付し
データを送り印刷自体は
こちらも印刷業者にお願いしました。

初めての企画展(グループ展)開催、感想

今回、ほぼ思い付きで開催した
企画展ではありましたが

有難いことに、以前ご一緒したことのある
作家様が参加表明をしてくださったり

地元で声をかけた方にも
最初は警戒されましたが(^^;)
良いお返事もいただけ

その後もSNSを通じて
参加申し込みをしていただけたり

ちゃんと展示が成立する人数が
集まるのか不安でしたが

結果としては大好評で
SNSを見て来て下った方に
お会いしてお話をしたり

「こんな展示会は初めて」
「絵って、こんなにいろんな種類があるのね」
「来て良かった、癒された」

など、たくさんの声をいただく
こともできました。


今回参加した7名の作家による
それぞれ違う画材・技法で描かれた
1粒で7度美味しい展示会

人生初の企画展示会に
多くの方がお運びくださり

楽しんでいただくことができ
やってみて良かったなと思いました。

お越しくださった皆様にも
ご参加くださった作家の皆さもにも
あらためて感謝申し上げます。



最後まで読んでいただき
ありがとうございました。

【おまけ】展示の様子はこちら ↓↓

初めての展示とペイントツールで無理やりキャプションを作った話

初めての展示とペイントツールで無理やりキャプションを作った話

レンタルギャラリーで初展示会開催!

今回は、私が初めて貸しギャラリーで
絵の展示をした時のお話です。

2018年6月に実際に展示をするわけですが
「展示」なんて人生初めてのこと。

『展示のやり方』『個展のやり方』
等で検索をかけ調べてはみたものの

分からない部分も多く
これはもう展示経験者に聞いてみよう!

ということで数年ぶりに従姉妹に連絡してみました。

彼女は、幼い頃から絵が上手く
ここ数年のうちに何度か展示をした経験がある
というのを思い出したのです。

が、主催したというわけではなく
「趣味で描いているだけなので絵は売らない」
という人なので
協力を引き受けてくれるかは分からなかったのですが
恐る恐る聞いてみたついでに

「二人展やらない?」

と言ってみたところ、なんと!!
快諾してくれましたー\(^o^)/

ああ、安心感。
経験者がいるというだけでなんて心強いのだろう。

とにかく展示における一連の手順は
憶えておきたかったので

宣伝も集客も私が全部引き受けることにして
必要なアドバイスをその都度もらい
彼女には自分の展示の準備に専念してもらうことになりました。

キャプションを作ってみよう

で、一番分からなかったのが
展示された絵の下にある「作品名と作家名」等々
が書いてある『キャプション』の作り方。

『キャプションの作り方』と検索すると
使えそうなのが一件ヒットするも

どうやら私のパソコンには無いアプリで
作成するという内容。

わざわざダウンロードするのも面倒だわ、と
思ったのでWindowsの
ペイントアプリで代用することにしました。

左上の「ファイル」から「新規」で開き
「表示」から「ルーラー」と「グリッド線」に
チェックを入れ

A4サイズで印刷したときにサンプルで貰った
「キャプション」と近いサイズになるように
印刷したときにどうなるかを想像しながら

だいたいこの辺りかな?と思うところに
図形の「直線」で線を引き、いらない部分を消し

作品名と作家名、金額などを記入する際の
境界線を真ん中より少し上に引き、完成。

こんな感じ ↓↓↓

この状態でコピーを保存しておけば
また次に使えるのでこのまま保存。

次のキャプション作成の時には
「上書き保存」ではなく「名前を付けて保存」にすると
延々と使えるので便利。

で、これに「作品名」などを記入するのですが
「テキスト(A)」から
好みのフォントとサイズを選び
バランスを見ながら書き込んでいきます。

 
私の場合は
「作品名・作家名・制作年月・画材」
を書き込みました。

金額は、当時はどういう基準で決めればよいのか
分からなかったので

小さい作品の金額だけ決めておいて
あとは当日、展示してみてから

自分だったらいくらぐらいなら買うかなぁ?

なんて考えながらマジックで
金額を書き込みました。

絵画の相場がだいたい号単価20,000円ほどで
若手だと15,000円ほど、というのは知っていたので

私のは3分の1ぐらいかなぁ、なんて思って
決めていました。

で、文字を入れたものがこちらです。
      ↓↓↓

厚手の光沢コピー用紙A4サイズに印刷した後
100均の『糊付きペーパーボード』に貼り付け
線に合わせてカッターでカットしました。

      ↓↓↓

ちょっと歪んでるけど自己流で作ったにしては
まぁまぁの出来では・・・♪

私は、厚手のボードを買ってしまい
ちょっと失敗したな、と思ったのは
ものすごくカットしづらいということでした。

もう少し、薄いボードにすれば
良かったかな。

搬入当日は、スタッフの方が手伝ってくださり
4時間近くかけて、なんとか完成。

ホントは搬入は2時間で済ませなければ
ならなかったのですが・・・。

案内ハガキも忘れずに

案内ハガキを作成するために従姉妹に
数枚画像を送ってもらっていたので
コラージュアプリで自分のと合わせ文字入れし

印刷業者にデータを送り
300枚ほどコピーしてもらいました。

案内ハガキはギャラリーに少し置かせてもらい
後は近所の人、知人、職場の人 
ちょっと会話が弾んだ知らない人に
ちょこちょこ配って50枚ほど残ったのを
憶えています。

配り切りたかったです。

ギャラリーさんが
地元の新聞に展示告知記事をだして
くださったこともあり

スタッフさんにも
「毎日毎日、人が多い」

と言われるほど、大盛況で
本当に有り難かったです。

実際に展示してみた結果は?

実際に展示してみて分かったことは
近所の人たちが思いのほか
喜んでくれるということです。

「絵描いてたなんて知らなかった!
画家さんだったのね」

「こんな展示会、初めて!」

「次やるときも、絶対呼んで!」

展示が終わって半年ほどたってから

「展示、次はいつやるの?」

特に年配の方などは
「私が生きているうちにやってね!」などなど

こちらが戸惑うほどに声をかけてくださるのです。

有難いことに数点の依頼もいただき
私がちょっと行動を起こしたことで

こんなにも喜んでいただけるのだな、と
感謝の気持ちでいっぱいです。

また次の展示会も見ていただけるよう
努めてまいりますので
どうぞよろしくお願いいたします。

読んでいただきありがとうございました。

個展を開催するために必要な準備とやるべきこと

個展を開催するために必要な準備とやるべきこと

 

絵を描き続けていると誰でも
一度は思うことがあります。

「個展をやってみたい!!」

「でも個展なんて美術の勉強を
専門にやっていた人や美大卒業生しか
やっちゃいけないんじゃないの?」

そんなことは、ありません!!

断言します。

なぜなら私も美術を勉強したわけでもないし
美大卒業どころか美大に通ってすら
いないからです!!

子供のころから絵を描くのが好きで
ただ楽しくて描いていたただの独学、
どちらかというと
「人よりもちょっと絵が描ける」というだけです。


独学だけど絵は得意!って人、
けっこういるんじゃないだろうか?

「本当に?美大卒でもないのに
私の絵に興味ある人なんているの?」

「人よりちょっと描けるってだけで
個展なんて恥ずかしい、大袈裟だよ」

「やってみたいとは思うけど、
やり方を知らないし・・・」

でも、やらなければあなたの絵は最終的には
ただのゴミとして処分されてしまいます。

そんなのもったいないと思いませんか?


いわゆる伝統的な画廊と呼ばれるところでの
展示は素人には難しいかもしれませんが
「レンタルギャラリー」と呼ばれるところでは
実際にやってみると意外とできるじゃん!
ってことが分かります。


特に「地元から画家が現れた!!」
となって皆、思いのほか
喜んでくれるんです。


地元の公民館でスペースを借りて
無料で展示、というのもありますが

せっかくなら、素敵なギャラリーで
作品を展示して、販売もしてみましょう。


ということで、
ここでは比較的安価で、やりやすい
ごく一般的なレンタルギャラリーでの
絵の展示会、個展のやり方をご紹介します。

大まかには以下のような感じです。


【展示会前にやること】
  ・展示するための会場、日程を決める
  ・展示告知用のDM(ダイレクトメール)作成
  ・展示するために必要なものをそろえる
  ・作品の梱包をして搬入準備

【展示会場でやること】
  ・搬入
  ・展示会開始
  ・展示会終了
  ・搬出

【展示会期終了後にやること】
  ・お礼状作成


では、順を追って説明しますね。

【展示会前にやること】

搬入日に間に合うように作品を出来るだけ
描きためておくことが大事です。
展示会場を下見してどのくらいの数の
作品があれば見栄えが良くなるか
確認しておくほうが良いでしょう。

初めて展示会場を決める場合に、
展示予定の作品を含めた「ポートフォリオ」
を作成しておくと良いでしょう。

「ポートフォリオ」というのは簡単にいうと
「作品集」のようなもので、交渉の際
展示予定のギャラリーの方に自分の作品が
どんな作風でどのような展示会になるのか
イメージしてもらいやすくするために
必要なものでもあります。

【展示するための会場、日程を決める】

個展をする場合、どこで何日ぐらい
展示をするのかは重要です。

展示は一般的には、1週間の開催が多いです。
(1日単位での貸し出しをしている所もあります)

だいたい1週間(だいたい3万円~数十万円)で、
最大2週間までの貸し出しとなっている
所が多いので自分の希望に応じて
決めると良いでしょう。

同じ1週間でも価格に差があるのは
「立地条件」や「ギャラリーの形態」
などによって必然的に客数の入りが違う、
維持費や人件費を含むというのが
理由と考えられます。

安い方が悪くて高い方が良いとは
一概には言い切れません、
作家とギャラリーの相性次第です。

ギャラリーによりますが、
予約受付は予定展示期間の半年~1年前を
設定している場合が多く

・展示をして
「作品を見てもらうことが目的」か
「販売」が目的か

・会期中に在廊するのか、しないのか

・販売する場合、自分でお金の管理をするのか
ギャラリー側に委託するのか


目的によって最適なギャラリーを選びましょう。

展示スペースだけを貸しだす
「レンタルスペース」

これは
ギャラリー側の人間が会場にはおらず、
作家本人が会期中毎日在廊し、
お客様の対応をするという形態の
ギャラリーです。

販売をする場合は、あらかじめ作家本人が
自分で釣銭などの準備をしておく必要が
あります。

普段仕事をしていたりすると、
搬入搬出期間を含め最低でも一週間以上の
休みを取る必要があるので、
少しハードルの高いギャラリーです。

時間の余裕のある方には
向いていると思いますが、
ある程度販売経験のある方でないと
難しいのでは?と思います。


展示スペースを併設している
「カフェギャラリー」

こちらは、軽食を楽しむカフェスペースと、
展示された作品を楽しむギャラリースペースが
同じ空間、もしくは隣接した空間にある
形態のギャラリーです。

基本的には搬入搬出は作家側でやり、
展示期間中はギャラリー側にお任せすることが
出来る場合もあります(在廊も可)。


一般的に
作品が売れた場合にはギャラリー側が
代わりに受付をしてくれるので
釣銭の準備をする必要も無く、
普段仕事をしている人にとっては
向いているのではないでしょうか。

作品が売れた場合はギャラリー側に
10%~30%の「販売手数料(販売マージン)」
を支払うのが一般的です。


ギャラリーが貸し出している
「レンタルスペース」

こちらは、ギャラリーの中にいくつかの
展示スペースを保有し、スペースごとに
貸し出しをしている形態のギャラリーです。

広さもスペースごとに違ったり、
内装が違ったり
それに伴い料金も違うのでご自身の予算と
イメージに合ったスペースを
選ぶと良いでしょう。

基本的には「カフェギャラリー」と同じです。
在廊しても委託でもOK。数日だけ在廊も可。

同時期にそれぞれのスペースで別の作家による
作品展が開催されているので
できるだけ在廊して他の作家と
交流をしてみると、より多くの学びを
得られるのではと思います

*上記、あくまでも「一般的に」なので例外もあります。各々で契約時にしっかりと確認することをおすすめします。

【展示告知用のDM(ダイレクトメール)作成】

無事に展示会場が決まったら、
展示に来ていただくための宣伝を
しなくてはいけません。

パソコンやプリンターを使って
自分で作成したり、
業者に依頼するという方法もあります。

DM(ダイレクトメール)に
最低限必要な情報は

・展示会のタイトル、展示会の場所、
展示会期と時間、作家名、問い合わせ先、
メインとなる展示作品の写真 

展示会場の周辺地図や外観の写真があると、
初めて会場に来る方も分かりやすいですね。

DMは展示が始まる2週間~1か月前に
親戚や友人知人に配ります。
できるだけたくさんの人に来ていただくために
展示予定のギャラリーに置かせてもらったり、
ご近所やギャラリー周辺のお宅にポスティング
するのも良いのではないでしょうか?

【展示するために必要な道具をそろえる】

キャプション
作品の下にある
「作品名、作家名、制作年、画材」等を
記した紙や板です。
キャプションボードと言ったりもします。

自己流キャプションの作り方はこちら
     ↓↓
【初めての展示とペイントツールで
無理やりキャプションを作った話】
https://ya3ka-22.com/tenji-caption/activity/

ひっつきむし
キャプションを張り付けるための粘着剤

多くのギャラリーでは
展示する壁面や壁紙の保護のため、
両面テープなどを使用したり
ネジやピンで穴をあけることを
禁止している場合があります。

「ひっつきむし」とは、壁紙を傷めずに
何度も貼ったり剥がしたりができる
練り消しのような形状の粘着剤です。
「ひっつきむし 文具」で検索すると
出てきます。


ミニイーゼル
壁に掛けるほどではない
小さいサイズの絵を飾るのにあると便利です。
100均のスマホスタンドでも代用できます。

ギャラリーでは展示用の机や棚を
貸し出してくれることも多いです。
無料のところと、有料のところがあるので
確認してみるのが良いでしょう。


芳名帳・ペン
来ていただいたお客様に、名前と連絡先を
記入していただくためのものです。
展示会に来ていただいたことへの
「お礼状」と次回の展示会開催の
「案内状」を送るために必要です。


会場入り口に飾るポスター
ここで展示をしていますよ、ということを
知らせるためのものです。
迷わずためらわずに展示会場内に
入っていただくために、
これがあると親切ですね。

【作品の梱包】

作品を自分で会場に直接運ぶ場合と、
前もって会場に郵送できる場合とがあります。
これもギャラリーによって違うので
前もって確認しておくのが安心です。

自分で作品を搬入する際も、
大事な作品を傷つけないよう梱包して
まとめておいた方が運びやすいです。

【搬入と準備】

搬入したらいよいよ作品の飾りつけです。
初めての場合はギャラリーの方が
アドバイスをしてくださることもあるので
お願いしてみると良いでしょう。

一度、床に全作品を立てかけてみて、
見栄えを考えながら並べ替えた後
壁に飾っていくとスムーズに
作業が進むと思います。

まれにですが梱包材は会期終了まで
会場に預かっていただける場合もあります、
確認しておきましょう。

【展示会期中】

在廊していると、作品に興味を持ったお客様に、
どんな思いを持って描いたのか?
どういう技法で描いたのか?
どれが一番自信作か?など
質問をされることがあります。

自信をもって答えられるよう
心の準備をしておきましょう。

お客様の中には、あまり話しかけると
嫌がる方もいらっしゃいます。

ゆっくりと鑑賞していただくために、
まずはあいさつ程度にとどめておき、
何か質問があったら話しかけてもらえるよう、
ほんの少し離れた場所にいるように
するのが良いでしょう。

芳名帳に記入を促すことも忘れずに。

【搬出】

展示終了後は速やかに梱包作業を進め、
会場をもとの状態に戻し
間違っても梱包後のゴミなど
置いて行かないように
細心の注意を払いましょう。

【展示終了後にするべきこと】

個展が終わり、だいたい2週間後には
来ていただいた方にお礼状が届くように
準備を進めておきましょう。

作品が売れて、
お客様が郵送を希望されていた場合は
これと合わせて配送をすると良いと思います。


最後に・・・・・
初めて個展をやってみたい!という方にも
手順が分かりやすいよう
可能な限り簡単にまとめてみました。

作品の金額の決め方が分からない
場合もあるかと思いますが、
これはもう作家本人の主観で
自分で決めるしかありません。

ただひとつアドバイスとしては、
作品制作に使用した材料費
(画用紙、キャンバス、絵具、額縁)や

作品制作に要した労力を念頭に入れ、
その他技術料等の合計を下回らないように
設定した方が良いように思います。

それでは
良い展示会になるよう祈ってますね!!